12:01 am
今日は1日プリンス聴いてた。
わたしは音楽聴き始めたのが遅い方で、最初は日本のポップスしか聴かなかった。
その頃はわたしにとっての音楽は、旋律もリズムも歌詞も声も、全てがいっしょくたで、何言ってるか意味の分からない洋楽は聴いても面白くないものだった。
何かの拍子に「Place of Your Man」のライヴ映像を観たのか、それとも家族旅行で行ったホテルで流れた「Little Red Corvette」が最初だったか。
英語の音楽なのにすげーかっこいい!ワクワクする!
てなったアーティストがプリンスだった。
音楽は音楽だけで音楽なのだ!
て教えてくれたのがプリンスだった。
そのおかげでどれほど世界の輝きが変わったか知れない。
だからドキドキして初めて洋楽のCDを買ったのは、(でもやっぱりオリジナルアルバムはこわくて)プリンスのベスト盤だった。
今でも「Place of Your Man」を聴く時は少し特別なんだ。
ニジにとって特別なアーティストでした。
ご冥福をお祈りします。
天国を紫に染めてくれ。
12:47 am
・『波よ聞いてくれ』が面白い。どうしたらこんなお話考えられるんだ。沙村広明おかしいだろ。北海レディオ冒険譚て。(笑)
・シーズン2途中までしか観てませんが『キャッスル』は面白いシリーズだなあ!と思う。毎回しっかりと満足させてくれて素晴らしいと思う。
ベケット刑事美人。
・もうリアル店舗のCD屋はダメだな…、と思う。渋谷タワレコくらいの規模じゃないと、立ち寄って気になってたCDを買うとかもうできない。
ジャケ買いだ、予期せぬ出会いだは夢のまた夢。中規模なターミナル駅のある街に入ってるようなタワレコ、HMV等にはもうほぼアイドルしか売ってない状況だとここ1〜2年感じている。
時代の流れとはいえ、寂しいな、と思う。
こういうこと言い出すと、もう、自分はそういうフェーズに入ってしまった人なんだなあ、としみじみします…。
12:03 am
子どもは3才までに一生分の親孝行をするのだという。
本当にそうなのだろうなと、思う。
実感として思う。
せいが生まれて3年が経ち、今年は幼稚園入園。
毎日毎日、彼はわたしに、わたし達夫婦に、本当に幸せを与えてくれる。
自分自身は何も成していないというのに。
幸せであれるような、何事も成してはいないのに、本当に幸せで、かわいい。
こんなのずるいだろう、とさえ思う。
きっとここから先は、そこまでの幸せ感を与えてくれるものではないのだろう、悩ましい場面も増えるだろう、経済的にも大丈夫なのか、となってくる予感もちゃんとある。
でもその全てに立ち向かえる、たとえ息子が殺人鬼になったとしても自分は味方でいるのだろうという気持ちが、理解できる。
なぜなら、もう十分なのだ。
十分、分不相応に幸せにしてもらってしまったのだ。
結婚しろ、子ども早よ、という世の親御さんのうるささ、わかっちゃうんだ。
10代の頃なんかは、子どもを育てるということの責任の重さに、なんでこんなことみんなホイホイやれちゃうんだ、と全く信じられない気持ちでいたけども、そんなことじゃないのだ。
もし子どもを授かる幸運に恵まれるのならば、全く考えなしに産めばいいのだ。(言っちゃった。)人間なぞ動物なのだ。そんなん考えるとこじゃないのだ。
そして3年育てればいいのだ。
もうそんな責任屁でもないから。
例え何か失敗したって、受け入れられるしそこから最善を尽くすのみなのだ。
少しでも子どもを幸せにしたいと、死んでいくしかないのだ。
もう十分幸せにしてもらったのだから。
そんな風に思う春一番っぽい日の夜です。
でも、人間として何事かを成したいという姿勢を持ち続けることは、そうありたいよね。
でないと子どもに寄りかかることになってしまうから。
本気で3才までの幸せの恩返しをしたいなら。
せめて姿勢だけでも。(笑)