12:18 am
わたしの父なんですけどね、
孫に甘い。あま〜〜〜〜〜い!
せいが「妖怪ウォッチ」と同時に「仮面ライダーゴースト」にも正しくハマり始め、最近変身のマネなぞを真剣にやっております。
今作は眼魂(アイコン)というアイテムを変身ベルトに装着することで変身しますが、安く買える眼魂(アイコン)のおもちゃの方はもらったりなんだりで数個家にあり、それを振り回してはライダーになりきってるわけですが、最近、
「あれ?なんか足りなくね?」
と思い始めた模様。(笑)
眼魂(アイコン)が収まってガシャンてやってカッコイイSE流れる、アレ、なくね?
なんとなく変身遊び中は眼魂(アイコン)放り投げて済ませてるけど、流れおかしくね?
と思ったようで、なんなら
「なんか、足りない」
と言葉に出す始末。
これはめんどくさいことに…、と思っておりますれば、
今日食事をした我が父が、
「それ、買ったげるぞ。」言いだす。
父の日だのに。逆に。(笑)
刹那せいの眼の奥が深く鋭く光ったのをわたしは見逃さなかった。
8,000円近いおもちゃをポンですよ。
あざーす!
しかしですね、わたしが子どもの頃、うちの親ってとにかくそういうおもちゃとか買ってくれる親ではなかったんですよねー。
学研ひみつマンガとか、そういう類のものは買ってもらいましたが、まずそういうテレビも観れなかったし、おもちゃなんて論外だったんですよねー。
子と孫は違うとは思うんですが、こんないかにも教育上悪い感じにホイホイおもちゃを買い与える感じではなかったんですよねー。
教育上悪い感じに買い与えてもらってしまいましたが。(笑)
人って、変わっていくものなんですよね。
特に老いていくと変化ってあるものなんですよ、多分。
自分の親だって例外ではなくて、自分の親って多分その変化に気づきにくいのだ、理解しづらいのだ、という話を聞いたことがありますが、
(特に男はなかなかその変化を受け入れられないなんて話だった気がしますが、)なるほどなー、と思いました。
変身ベルトの話のうちはいいですがね。きっともっとシビアな局面でそこで立ち止まるようなことも世の中にはあって、それが生きるってことよな。よう知らんけど。
せいは1日テンションMAXすぎてどうかしてました。(笑)
キッチンペーパーの芯をおもちゃとして与えてるのですが、それを振り回して踊り狂ってました。
バッチリミナー♪
(てか、変身の効果音やってるのm.c.A•Tだったの?今知った。懐かしい…。/笑)
12:11 am
今日ベランダでせいと遊んでいたら。
ふと「だっこして」というので抱っこしてしばし空なぞを眺めていたら、
「一人でさびしくなったらどうすればいいの?」
なんて聞いてきた。
ふおお。親の生き方が試されるタイプのやつや!ついにきた!と思いましたよ。
幼稚園で集団になじめないでそんなことを思う瞬間があるのだろうか。
幼稚園かよいはじめて、日々実はいろんなことを感じて思って、精一杯彼なりに考えているのだろうか。
空を眺めてたらふと口をついて出たのだろうか。勇気だして聞いてみたのだろうか。
と、きゅんとしたよね。
どんな瞬間でも、おとうさんとおかあさんはせいのことを想ってるし、考えてる。
それだけは確かだから、そんな瞬間はそんなおとうさんとおかあさんを思い出して想像して、安心すればいいんだよ。
なんて、答えたけどどうだったのだろう。
心なしかせいが安心した顔してた気がしたからよかったのだろうか。
子どもってすごいなあ、と思った一幕。
世界は光ってる。
それでも世界は光ってる。
12:01 am
今日は1日プリンス聴いてた。
わたしは音楽聴き始めたのが遅い方で、最初は日本のポップスしか聴かなかった。
その頃はわたしにとっての音楽は、旋律もリズムも歌詞も声も、全てがいっしょくたで、何言ってるか意味の分からない洋楽は聴いても面白くないものだった。
何かの拍子に「Place of Your Man」のライヴ映像を観たのか、それとも家族旅行で行ったホテルで流れた「Little Red Corvette」が最初だったか。
英語の音楽なのにすげーかっこいい!ワクワクする!
てなったアーティストがプリンスだった。
音楽は音楽だけで音楽なのだ!
て教えてくれたのがプリンスだった。
そのおかげでどれほど世界の輝きが変わったか知れない。
だからドキドキして初めて洋楽のCDを買ったのは、(でもやっぱりオリジナルアルバムはこわくて)プリンスのベスト盤だった。
今でも「Place of Your Man」を聴く時は少し特別なんだ。
ニジにとって特別なアーティストでした。
ご冥福をお祈りします。
天国を紫に染めてくれ。