for the rest of my life

ex.ニジの空間(関心空間)

Discoveries

本当に熱くなれるバンドというのは正直音楽だけではないと思う。

その出会い方や佇まいや雰囲気だったりも大きい。

予定調和なハンドクラップやかけ声なんか大嫌いだ。

心からライヴでワクワクして、拳をあげて、叫べるバンドが実はあなたにどのくらいある?

本気でアルバムを心待ちに指折り数えるバンドが実はあなたにどのくらいある?

そこに誠実にならないで何になるのだ。

そして、そういうバンドが現役で活躍中だということは実はすごく希有で幸せなことなのだと思う。

そのことがさらにわたしを熱くさせてしまうのだ。

THE JETZEJOHNSONのメジャーデビューアルバム、堂々のドロップ!

待ったよー。待ちましたよー。

そして期待通りのアルバムを届けてくれました。

もうね、ついてくよ。

音がぐっと「お金がかけられるぜ!」というメジャーの音になりました。うれしい。

これまでよりややバンドよりのサウンド。全体にメンバー全員の「これで生きていきます」的な覚悟が感じられるいい演奏。

そしてやっぱり全体につきまとう、どこか考えすぎなくらい考えてる感じが、好きだ!

どこまでいっても彼らは向き合い、考え、覚悟するバンドなのだ。

全ての音をバキバキに加工し、いじくり回して放出する、考えようによってはシャイなバンドなんだけど、

そしてそれはこのアルバムでも押し進められているのだけど、

頑固なシャイガイの手に負えなさをみんな知ってるだろ?

例えこの後武道館で演ろうとも、フジのグリーンステージで演ることになろうとも、ずっと手に負えない考えるシャイガイでいてほしい。

そんなの痛快じゃないか。

覚悟にあふれた堂々のメジャーデビュー盤。捨て曲なし。

きっと売れてくぞ。

今チェックしろ。

HPリニューアルされてた!

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