シフォン主義
関心空間で知って面白かったのでCD買ってみたら、これがまた大層面白くてここ数日口ずさみまくっています。
(詳細は全く知りませんが)相対性理論なるバンドのミニアルバム。
一部の好き者の間では話題だったようで、タワレコでもレコメンドされていました。
歌謡曲のような、バンドブームの頃のような、そんな曲調に、女性ヴォーカルが無表情に歌うシュールな歌詞の数々。
なんていうと、「ふーん、よくあるよね、そーいうの。」なんて声が聞こえてきそうですが、確かに…。今後もこのインパクトを与え続けられるかといえばわからないし、次があるのかもわかりませんが、
ただこのミニアルバム(5曲いり)は妙に面白い!
結局何も言ってないシュールな歌詞も、メロディーにのった時にいかに面白いかを第一に考えられている気がします。すごく頭に残る。言葉の力とメロディーの力の相乗効果がとてもうまくいっている。
ヴォーカルの女の子の揚々のない歌声もすごく機能してる感じ。
メロディーもきれい。
ふと、実はナンバーガール以降、最も“フロム冷凍都市感”を出してるバンドではないかなあ、と思ったりして。
そんな迫力もちょっとあり。
ほぼ色物なんだけど…、そうも言い切らん!みたいな力があります。
何より、聴いた人が思わずこういう風にあれこれ語りたくなっちゃって、深読みたくなっちゃう感じがこの5曲の吸引力を物語っているのではないでしょか。(笑)
個人的には、
コーントレックス 箱買い♪
コーントレックス 箱 箱 箱買い♪
がウケました。
ラブ♪ ラブ♪ ラブずっきゅん♪
おー おー OPQRST UVカット♪
酸素♪ 水素♪ 二酸化炭素♪
ちょっと天才的口ずさませ率。