ちはやふる
ダサ・クィーン、若宮詩暢本格登場の第5巻発売。
2009マンガ大賞受賞だそうです。
さもありなん。
少女マンガ誌(?)に掲載ながら、最近のマンガでは最も正しく少年マンガ感あふれた作品だと思います。
個人的な感覚で言えば、
今、『スラムダンク』を求めてるあなたが手にすべき1本は『ちはやふる』です。
(別に嫌みでもなんでもなく。)
惜しむらくは絵がもう少しうまければ、と思わなくはありませんが、それを補って余りある熱量です。
トレス問題の後、こうやって第一線で快進撃をしてくれて本当に良かったな、と思います。
(個人的にはあんなの問題でもなんでもないですし。)
きっとあの逆境をバネにしたのでしょう。うれしい。
「青春全部懸けたって新より強くはなれないけど」
「懸けてから言いなさい」
強いってそういうこと……?
熱い!実に熱いぞ!
最近はマイナーな題材で(かるたやら書道やら)王道マンガ、というのが多いですね。
それぞれのフィールドにはそれぞれの熱さが埋まっていて、それをうまく料理できれば万人が熱くなれるストーリーが作れるのでしょうね。
とてもいいと思います。