10:08 pm
・妻は徐々に起きてこられるようになり熱も下がってきてよかったよかった。
・で、今日も日中つきっきりで看病というわけでないにしろ、家にはいてやらなならんので、観てないDVDでも観るか、と物色。
以前もらったままずっと放置していたPerfumeの『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』を観る。
動いてるPerfumeやっぱり面白いね。なんでかわかんないけど妙に面白いよね。なぜだろ。そんな重要じゃないのでゆるやかに考えたい。(笑)
・妻が録画してたドラマ『Mother』も観た。松雪泰子、似合うなー、こういうの。気になるのでこのクールはこのドラマは観るかもしれません。
・で、何とはなしに爆笑レッドカーペットを観たわけだが、相変わらずくすりとも笑えないネタが続く中、麒麟川島のピンの出し物がとても面白かった。
何のことはない、川島があの美声でマンガなんかの面白いセリフをピックアップしてしゃべる、というだけのネタなのだが、抜群に面白かったし少し考えた。と、いうのも、このネタ、要は紹介されるドラえもんのセリフが面白いってことじゃないの?という。美声なんてオマケじゃん。
でもね、やっぱりこれは川島の芸なのだなーと思ったの。
川島がしているのはそのドラえもんの1つのセリフの“面白さの呈示”であろうと。このセリフは面白いというセレクトとそれをお客さんにプレゼンするうまさが芸なのだと。
実際、マンガのこのセリフがこう面白い、と人に説明する時って、同じ嗜好の相手に共感を求める形でしか、わたししたことない気がするもの。読んだこともない(かもしれない)不特定多数を相手によどみなくそれをやってのけることって結構凄いと思う。(故に『ドラえもん』級メジャーになってしまうんだろうけど。)
あくまで二次創作的なものではあるけども、立派に芸は芸だなあ、と感心したわけです。究極的に素晴らしいのはセリフを作った藤子不二雄のセンスなんだけど、そこを勘違いしない知性と芸人的なスキルがあれば、とても面白いものになるのだなあ。
なんでこんなことにはたと手を打ち日記にしたためているかというと、ずっとゆるやかに考えていることの1つとリンクしたから。
以前多分ほぼ日で糸井重里が言っていること。
「つくる」にクリエイティブが必要なのと同じように、
「つかう」とか「えらぶ」「あそぶ」にも、
創造性というものがあるんです。
これは、もう、そうなんです。
そうに決まっているんです。
わたしにとっては重要なのでずっとゆるやかに考えたい命題の1つです。
・ニジのとんだテレビっ子日記でした。まる