チャットモンチー
昨日の“Music Complex 2007”で30分の短いステージを観た。
わたしはチャットモンチーに関してはファースト・アルバムを買ってたまに聴いている程度で、動向を追いかけているわけでもなく、シングルをチェックしているわけでもなく、ファンとは言いがたいところなのだけども、昨日のステージがとても印象に残って、何か書き留めたくなったもので。
いや、しかし、だからといって、昨日のステージが神懸かり的に凄いステージだった、というのでもなく。
ただ本当に本当に自然だったのだ。音を鳴らし、歌をのせる、その有り様が、本当に自然で、のびのびしていて、強靭で、ちょっとびっくりしてしまったのだ。
彼女たちの音は決して攻撃してこない。おそらくそんなことが目的ではないから。
かと言って、決して退屈な予定調和でもない。きっとそれがロックンロール・ミュージックだから。
すぅと入ってきて、ちょっとあっちへ連れてっちまう、本当に自由な音楽。
「あ。本物かも。」とつぶやいてしまったです。
3人ともとても良かった。
ヴォーカルの子、ちっこかったー。華奢Tシャツガールギタリスト好きにはたまらんものがあります。(笑)でねー、リズム隊の2人がまた意外といいのですよ。なかなかたまりませんよ、奥さん。
近々リリースされるニューアルバムのタイトルは『生命力』とか。
まさに!のタイトル。いしわたり淳治がかんでるとしたら、さすがと言わざるをえない。
強靭さ。しなやかさ。自然さ。自由さ。
すぐに嘘くさくなってしまいがちなこういう感じを、本当にはじかせています。
今観ておくべきバンドかもしれません。
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2011,7,30
ドラマーの高橋久美子ちゃんが9月で脱退とのこと。
残念です。
3人姿、無敵でした。
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2012,2,1
ベースの福岡晃子ちゃんがドラムスに転向しての2ピースになってる模様。
自由でカッコいいなあ!
何より見た目も含めての“カッコいいバンド”になりたいのだろうなあ。
応援してます。