12:47 am
『刻刻』最終8巻を読む。
面白かった。
面白かったのだが、
最後のアレは、ちょっと止まりますよね?
「これやっちゃう??」て止まりますよね?
少し「むむむ?」となった後、「アリかな」と思ったのだけど。
佐河が執拗に追い求めたものが。
ここまで厳格なルールで綿密に展開してきて、ひょいと超越。
しかも生まれつきって。
世の中そんなものだよなあ、確かに、と腑に落ちるの。
実によくできてるなあ、と思う。
本当によくできてる。
帯で花沢健吾が寄生獣以来の興奮度、と言ってますが、確かにそういう高いレベルに到達したマンガだなあ、と思います。
んが、やっぱり初めて読んだ時は、止まったよね??(笑)
ツイッターで、ラストで大傑作になり損ねた傑作、という評を見たけど、ちょっとわかる感じあります。(笑)
ともあれ、紛うことなき傑作です。
諸人こぞりて是非読もう。