私立恵比寿中学
期待のニューアルバム『金八』が、これまた非常に良くて、満を持してのKW化です。
え?まだKWになってなかったの?(笑)
ももいろクローバーZのブレイクによって、今や女性アイドルの一大一派となっているスタダ勢の副将格。
彼女達って、ももクロと比べると迫力も泥臭さもあまり感じさせない、なんというか現代っ子的なグループのような感触なんですが、元々はスターダストのレッスンの一環として集められたグループという出自から当然と言えば当然な気もします。
それが徐々に“てっぺんとったる”的な熱さを帯びてきて、現在の8人体制になって結束も固まって、というアイドル・グループとしての面白さを獲得してきてるという感じなんですが、それでもまだなんか、ぽーっとして見えるよね。(笑)
嫌いじゃないです。こちとら草食系だから。(笑)
自らを“サブドル”として売り出す通り、楽曲や作家陣は非常に豪華かつ、面白い。
実にここ重要。
『金八』の作家陣もまあ、そうそうたる面々。(知らない人も多いけど。/笑)
「金八DANCE MUSIC」なんてMステに出たい!というだけの歌で、実際出ちゃうみたいだし、なんだかんだヒャダインすげえ、と思った次第。
ポンポンポンポン!ギロッポーン!
自らがサブカル女子というわけでもなく、どちらかというと素材に徹するところが素直に作家陣の面白さを出すのではないかなあ。(自らがオタクという成功グループもあるわけですが。)
だからブレーンの人達がまた鮮やかなのだと思います。
スターダストのやり方が成功しているということなのかも。
アイドルというのは、歌がうまくてかわいくてなどという素材の問題ではないと思う。素材と客との関係性において発生する「状態」のようなものだ。。
というナンシー関の名言もありますが、もうアイドルってそういうもので、応援したい、成長を見たい、それで自分もちょっとよき者になった気になりたい、というところが非常に大きいと思いますが、その点でもとても応援したくなる。
基本真面目で一生懸命で、やっぱりちょっとぽーっとした感じがあるのですよ。(笑)
もう完全に保護者目線なのです。(決して言い訳ではない。ないってば。)
そしてこの人達って(というかスタダ勢のアイドルって)露出が控えめどころか全くないではないですか。
これが逆にこちらの保護者目線を邪魔しないので、とても気持ちよく応援できるのです。
いや、アイドルなんてそりゃ性の商品化ですよ。
でもAKBグループのような扇情的な恰好をさせたりする売り方はしない。それによって逆に獲得するファン層もあるという、ある意味狡猾といえば狡猾なやり方なのかもしれません。
うら若き、個性ある女の子達が、面白いコンセプトで面白い楽曲を歌い、面白い活動をして、一生懸命やってるのをただ応援すればいい。
それは、応援するよ!(笑)
そんなことなのです。きっと。
なんかアホみたいだな。わたし。いや、“みたい”じゃないけどもね…。
まだしばらく応援し続けそうなニジでした。
『金八』の初回盤買って、歌詞カード広げたはいいけど、戻す時正解の折り方がわからなくてモヤモヤしてるあなた!
関係筋から聞いた耳寄り情報です。
冬→秋→夏→春の順で折り戻してくださいませ。それが正解だそうです。
では特に好きなPVを何個か貼ってお別れです。
ごきげんよう。
アジャパー!
「手をつなごう」
「I'm your MANAGER!!!」(4:13あたりから)
「幸せの貼り紙はいつも背中に」(公式ではない)
金の卵が 8個くらい 恵比寿方面に ありますよ♪