週末ヒロイン ももいろクローバーZ
好きすぎて書けない…。(笑)
わたしの場合なにかのきっかけで「chai maxx」のライヴ動画を観たのが始まりでした。
うら若き女子ががに股で踊っていることにこんなに感動できるのか。
なんなんだ。なんなんだ。
しかも今巷にはこんな大人達がいっぱいらしい。
理由はいっぱいあるのだろう。
異常なテンションのパフォーマンス。
激しく展開する楽曲。
『モテキ』とか好きな層とずっぽりかぶりそうなサブカル的小ネタの数々。
メンバーのキャラ立ちぶりと真面目さ、元気さ、旬ゆえの猛烈な魅力。
早見あかり脱退にまつわるキラキラしたドキュメント。
クレバーな制作側と、きっと真面目で脇目をふらないメンバーたちが素晴らしい融合をみせての現在なのでしょう。
とにかく、よく言われているが、その全力感が半端でない。
もうここに尽きる。
自分たちが見せ物であることに、振り向きもしないかのような全力疾走。
それを受け入れてなおかつ、みたいな小賢しい暇(いとま)のない全力疾走感。
それはもう、メンバー全員の才能といっていいんではないだろうか。
だからなんで女子のがに股にあんなに感動するんだって!(笑)
誰もがみんな全力でやりたいんだろう。
いや、何かを全力でやることが楽しいことだということを信じたいのだろう。
でも、何を全力でやればいいのか。正しいものが全くない苦しい時代。
反原発だ推進だのの感じに顕著だけど、何かやったらそれが他の正しさから吊るし上げられる。
何かを選んで全力でやって、もしかしてひどく傷ついて、それでもなお、それは楽しいことなのか。
一生懸命全力でやることにすら自信が持てない。そんな圧倒的息苦しさ。
そんな時代背景が彼女たちを後押ししているのかもしれないな、と思ったりもします。
彼女たちは圧倒的に見せ物で、エンタメ業界の歯車なのに。
そんなこと意に介さぬ勢いでその役目を全力でこなす。
全力で駆け抜けることがすなわち役目とも合致する幸運。
週末ヒロイン達は疑いもしないかのように、全力でやる。
圧倒的に、そのことを信じてる(ように見える)。
抽出され突きつけられる、ただの
“全力でやること”の固まり
に、わたし達は羨望とともに感動して興奮してしまうんだ、きっと。
少なくともわたしはそう思う。
そんな解釈こねくりまわすのは、まあ、いい。
「笑顔と歌声で 世界を照らし出せ」
アイドルとして本気でこれをやる覚悟が伝わってくるのが、彼女たちの魅力の全てだと思う。
いや、38歳でこんなにアイドルにハマるとは思いませんでした。(笑)
ライブ観たい…。(にわかファン/笑)
あと、「ももクロのニッポン万歳!」の東北のことを歌うところが、
アイドルの楽曲だから
“どうか あきらめず 希望をその胸に〜”
なんてお気楽に聴こえちゃう歌詞もでてきちゃうんだけど、基本的に、
「東北のあれやこれやが大好きです。」
ってことしか歌っていないの。
ここでなんかいつも涙ぐんでしまいます。