2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧
わたし、見栄をはるのはよくないし、嫌いだなあ、と日々思ってはいるのですが、やはり人間ですので、誰も知らないような名作だとか、わかる人にはわかる通なアイテムだとかをごわーっとKWとして並べたい、という願望もあったりします。そういう他の方の空間…
少年マンガ史上に燦然と輝く奇作。 『幽☆遊☆白書』後期からの冨樫義博のダーク、アシッドなぶち切れぶりは凄まじかったですが、時期的にはそれと『HUNTER×HUNTER』との間に位置する天才的中編作。 ものすごく刺激的な作品です。 めくるめく知的ゲーム的興奮…
縁があって、ずっと少し気になっていた CORE OF SOULのアルバムをいただくことができまして、一聴やっぱりいいなあ、と。 いわゆるJ-POPの文脈のアーティストの1組と言えるかもしれません。ソウルフル系?意外と化けていくかもしれないとも思うし、このまま…
久しぶりに読んでいて興奮をおぼえる作品に出会った気がします。 “匂い”をテーマにしたマンガです。 芳醇で喜びに満ちています。 やっぱり人間を描くことに標準がちゃんと合っているから、ただの“変わったテーマのマンガ”で終わらずにすごく楽しめる作品にな…
SPEECHのソロ1作目のアルバムです。 とてもよく聴きます。 特に『IF U WAS ME』は大好きです。 元々、ギャングスタ系のゴリゴリのヒップホップはあまり好まないので、このくらい甘くてもいいかな、と。 でもこれ以降は甘くなりすぎな感じで駄目なんですよね…
とても重くて痛いマンガを描かれるマンガ家さんです。 世の中には、抱えきれない悲しみも、そして憎しみも厳然と存在するんでしょう。 きっと嫌いな人は嫌いでしょうね。この人のマンガは。つらくて、心の黒いところがぐじゅぐじゅするので。 でも、この生粋…
美しい1枚です。 どっかあか抜けない印象の音なんですけど、とにかく美しい。 仕事中、得意先でかかっていて、それが丁度『american english』で、その場で聴き惚れてしまってそのまま即買いでした。 アルバムトータルで素晴らしいですが、やはり『american…
1985年に発売された、ドラえもんの長編作初期5タイトル+『ぼく桃太郎のなんなのさ』の6作が集められたコロコロコミック別冊。連載15周年記念編集。 ドラえもんはそれこそ陰陽様々な魅力の詰まった、いわば“THE マンガ”なわけですが、その陽性の魅力の結…
客観的に考えると、陸の孤島のような田舎町に閉じ込められた、不幸な一家の陰鬱な物語ですが、なんでこんなに希望と暖かさに満ちているのでしょうか。 そう、人間が最後まで失ってはいけないのは、誇りなんだよなあ、と思える映画です。 ジュリエット・ルイ…
天下の名盤! 初めて聴いた時は驚いた。気づいたらブックレットを必死で目で追い、正座して聴いてました。そんなことはめったにないので本当に驚きました。 ニジには『家庭教師』という不動の心のナンバー1アルバムがあるわけですが、それにここまで肉薄し…
98年にでた手塚治虫に対するトリビュートCD。 そうそうたるメンバーといっていいのではないでしょうか。 こういう盤て、特にマンガ家に対するトリビュートなんて、よっぽど理解と愛がないと失敗すると思うんだけど、意外といい曲いっぱい。 特にニジは、 YOU…
BUMP OF CHICKENはわたしにとっては結構微妙なバンドではあります。 大好きで『THE LIVING DEAD』から聴いてますが、「聴いてられない…」という暑苦しさと、本気で号泣、大暴れできる熱さの境界にいて、自分のコンディションと楽曲の好き嫌いでそれが日々揺…
「ああ。やられた。」と思いました。 ちなみに『王様のレストラン』を知った時も「ああ。やられた。」と思いました。 まあホテルもそうなんですが、プロの接客ってのは、いわゆる“少年マンガ的”ワクワクの詰まったフォーマットだと思うわけです。(実際のサ…
エレキブラン珠玉の名曲。 この曲は飛びます。飛んでしまいます。時々叫んで踊ってしまいます。 正直、結局この曲の為にCDをプレイヤーにいれているのです。 当時、ものすごい勢いでプロモーションしてた記憶があるんですが、あんまり有名にならずに解散しち…
爆発するセンス。 スタンドも好きですが、魔少年BT~ジョジョ2部あたりまでの荒木飛呂彦は純度高くて最高です。 その時期の作品からの名作を。 ハリウッドはどうせならこれを映画化してみればいいのに。 しびれたなあ、本当に。全編から異様な魅力があふれ…
高野文子はやっぱりきっと天才なんだろう、と思います。 作品の純度はますます高まる一方ですが、あえて初期の短編集を。 単純に大好きだからですが。 全編最高。ちょっと考えられないレベル。 しかも、きっと、老若男女を選ばず読めるはず。(その前に好き…
azumiの歌声が好きなんですよね。 ちなみにお顔も好きなんですよね。ああ、かわいい。 とても声とサウンドが合ってる気がします。 このままのペースで良質なものを作っていってほしいです。
気づいたら解散していたLoop Junktionのアルバム。 カッコいいトラックに、いい具合に力の抜けたラップがのる、大人な雰囲気のヒップホップ? すごくうまくて、気楽さと不穏な空気が同居してて、リラックスできつつ緊張感もあって、いいバンドだと思っていた…
かなりよく聴く盤です。 正確に言うと前半を聴いてることが多いです。 さらに言うと3曲目の『Sugarcube』が大好きなんです。 て、いうか、この曲だけ聴くこともままあります。 …。正直に言うと他のアルバム聴いたことありません。 本気のYO LA TENGOファン…
PS2用ロボットアクションゲーム。 とてもカッコいい。 ロボット操作感最高。 演出一級品。 男の子狂喜乱舞な1品。 コナミのアクションゲームはEASYモードが選べるのでとてもうれしい。 わたしのようなゲーム下手でもクリアまでたどりつけます。 ちなみにシ…
向井秀徳のキャラクターそのままに、まるで酔っぱらいの戯言のようにひたすらひたすらひたすら繰り返される同じ言葉。 これだけ同じ言葉だけを発し続けてるのに、それを聴き続けているのに、なんでこんなに響くのか。 いや、むしろ言葉の強度はどんどん増し…
おうおう♪ 公園に集まるいろんな人間の様子を素敵な詩にのせて。 3巻で終わりなんでしょうか? 沼次郎やってないでダーク&ピュア続けてほしかったなあ。 なんか、これも泣いてしまうんだ。ニジは。 やさしさがあふれてて。 親分も、ガンさんも、恨みばあさ…
初の手塚治虫関係のKWです。 手塚治虫が“神様”なのにはたくさんの理由がありますが、その中の大きな1つに、 最後まで現役として、しかもトップを走り続けた、 という事実があると思います。 『アドルフに告ぐ』に並ぶことのできる長編マンガが一体いくつあ…
いろいろ物議をかもした1冊でした。 出版された時、立ち読みで読み始めて、あまりにも淡々と自殺の仕方だけが羅列されていて気持ち悪くなった記憶があります。 でも、こんな事を言ったら不謹慎ですが、とてもおもしろい本です。 生死の問題は特別視されるの…
とてもいい作品だと思います。実はジブリものの中では1、2を争うできだと思っています。 胸が締め付けられる。 この世で最高にキラキラしたものが、ごろんとまるのまま目の前にあります。 同時に見終わった時、体を焼く後悔と焦燥に駆られたりもします。 …
間違いなくニジが最も繰り返しみている映像作品。 だってすごいもん。これ。 まあ、例によってみる度泣いてるんだけど、なんか一時期おかしくなってきちゃって、 「くさかべですう~、ひっこしてきました~。」 の時点で涙でてきて、さすがに自分でも、ちょ…
本気のエンタテインメントの金字塔。 この高みを打ち立てたから、今『千と千尋~』や『もののけ姫』で彼は好き放題できるんでしょう。 学生時代、真面目に結構セリフ憶えてしまってました。 しかもそんな友達がまわりにわらわらといて、寸劇始まったりしてま…
『ファンタジー、おじさんをつつむ。』所載。 マンガ読んでは、音楽聴いては、泣いてばかりのニジですが、 このマンガ、 なんでこんなに泣けるんだろ。 笑いと涙は本当に近いところにあるのでしょう。 14頁に人間の愛おしさを溢れさせた作品。
打ち切りだったんですよね、やっぱりこれは。 非常に残念でした。とてもおもしろかったのに。 お話、キャラクター、みんなよかったなあ。 SFっぽい絵の作家ではないですが、わたしにとっては近年最もしっかりしたSFの空気を持っていた作品のような気がします…
遂にでた岡村靖幸の新譜。 酔っぱらって帰ってきても(サラリーマンもいろいろあります。)寝てなどおれん。聴きました。 がっかりすることを前提に聴いたんですが、意外といいです。 シングル『モン-シロ』『ミラクルジャンプ』は、試聴でかなりがっかりし…