for the rest of my life

ex.ニジの空間(関心空間)

11:46 pm

・どりるは母親の腹を蹴りまくってる。触るとそれが外からでもわかる。胎児すげえパワー。

わんぱくか?わんぱくなのか?父親は歳なんだぞ。(笑)

・のらりくらりとかわしてきたが、ついに実家に置きっぱなしのマンガのことを真剣に考え話し合うべく帰ってこいと召還されてる。(笑)

・『pen+』の藤子・F・不二雄特集の号を読んでいて、あの「台風のフー子」がたった9頁の短編だったと改めて知る。すごい。

多分『ドラえもん』の様々なエピソードをわたしは死ぬまで忘れないと思うのだが、そういうものが9頁で表現できるという事実に感動する。

・思い返すと『ドラえもん』のエピソードって、そういう頁数のもの多いよね。(今調べたら「さようならドラえもん」も10頁。)

本当に洗練されています。これは洗練と表されることだと思います。

こういう感覚を得るマンガは今あんまりない気がします。(似た感覚だな、と今思いつくのは『よつばと!』くらいでしょうか。)

・自分は表現をしている人間ではないけれど、9頁あればそういうものが残せるという事実には勇気を得ます。

(当然その9頁を支える何万頁があるのだけれど。)

魂の9頁みたいなものを1つ、何か1つ人生で残せたら一生は御の字だと思う。何か1つ。

・さて実家のマンガの中の『ドラえもん』は、自分の落書きが残っているくらい本気で自分の子ども時代読んでいた単行本なのだが、当然「台風のフー子」の入った6巻も。(ああ、6巻だったのか。「さようならドラえもん」もこの巻ですね。)

そのままどりるに残してあげようかな、なんて思います。

ドラえもん』をわたしに買ってくれた親に感謝します。なんかすごいことだ。これは。

・蛇足だけど、本ていいね。電子書籍だとこういう感慨は薄まるでしょうね。

11:46 pmの画像

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