12:37 am
・と、いうわけで、週末に藤子・F・不二雄ミュージアムに行きました。
その日から藤子のふの字もわからぬ息子にドラえもんがぶら下がっております。
完全に親のエゴです。なんなら定冠詞つけて“THE 親のエゴ”です。
・で、ついでに『Fライフ』の2号も買ってきたのですが、その中の浅羽通明という人の書いた論説や光浦靖子のエッセイなどがとても面白かったです。
なんか記事が全般的に面白いので、この雑誌というかムックというか、はとてもいいと思いました。
・つまりなぜのび太だけが選ばれているのか、という問題と、
子ども心にも強引な説明だなあ、と思った、なぜセワシが消えてドラえもんの派遣そのものが無くならないのか、というタイムパラドクスの問題と、
ジャイ子ラインの歴史に対する倫理的雑さという問題、
は、ドラえもんを語る上で結局未解決で、そのモヤモヤはそう多くはないであろう『ドラえもん』を嫌いな人たちの理由として十分納得できるし、それでもわたしはきっと『ドラえもん』を好きなのです。ただそのモヤモヤはたまに思い出してずっと付き合っていかなければならない。
そんなことを久々に突きつけられた良記事でした。
もうすぐ41なのにドラえもんのことしか真剣に考えてなくてすみません。