12:47 am
・『波よ聞いてくれ』が面白い。どうしたらこんなお話考えられるんだ。沙村広明おかしいだろ。北海レディオ冒険譚て。(笑)
・シーズン2途中までしか観てませんが『キャッスル』は面白いシリーズだなあ!と思う。毎回しっかりと満足させてくれて素晴らしいと思う。
ベケット刑事美人。
・もうリアル店舗のCD屋はダメだな…、と思う。渋谷タワレコくらいの規模じゃないと、立ち寄って気になってたCDを買うとかもうできない。
ジャケ買いだ、予期せぬ出会いだは夢のまた夢。中規模なターミナル駅のある街に入ってるようなタワレコ、HMV等にはもうほぼアイドルしか売ってない状況だとここ1〜2年感じている。
時代の流れとはいえ、寂しいな、と思う。
こういうこと言い出すと、もう、自分はそういうフェーズに入ってしまった人なんだなあ、としみじみします…。
12:03 am
子どもは3才までに一生分の親孝行をするのだという。
本当にそうなのだろうなと、思う。
実感として思う。
せいが生まれて3年が経ち、今年は幼稚園入園。
毎日毎日、彼はわたしに、わたし達夫婦に、本当に幸せを与えてくれる。
自分自身は何も成していないというのに。
幸せであれるような、何事も成してはいないのに、本当に幸せで、かわいい。
こんなのずるいだろう、とさえ思う。
きっとここから先は、そこまでの幸せ感を与えてくれるものではないのだろう、悩ましい場面も増えるだろう、経済的にも大丈夫なのか、となってくる予感もちゃんとある。
でもその全てに立ち向かえる、たとえ息子が殺人鬼になったとしても自分は味方でいるのだろうという気持ちが、理解できる。
なぜなら、もう十分なのだ。
十分、分不相応に幸せにしてもらってしまったのだ。
結婚しろ、子ども早よ、という世の親御さんのうるささ、わかっちゃうんだ。
10代の頃なんかは、子どもを育てるということの責任の重さに、なんでこんなことみんなホイホイやれちゃうんだ、と全く信じられない気持ちでいたけども、そんなことじゃないのだ。
もし子どもを授かる幸運に恵まれるのならば、全く考えなしに産めばいいのだ。(言っちゃった。)人間なぞ動物なのだ。そんなん考えるとこじゃないのだ。
そして3年育てればいいのだ。
もうそんな責任屁でもないから。
例え何か失敗したって、受け入れられるしそこから最善を尽くすのみなのだ。
少しでも子どもを幸せにしたいと、死んでいくしかないのだ。
もう十分幸せにしてもらったのだから。
そんな風に思う春一番っぽい日の夜です。
でも、人間として何事かを成したいという姿勢を持ち続けることは、そうありたいよね。
でないと子どもに寄りかかることになってしまうから。
本気で3才までの幸せの恩返しをしたいなら。
せめて姿勢だけでも。(笑)
阿・吽
覚悟を決めた人や表現て、魅力的ではないですか。
自分もそうありたいと思い、憧れるではないですか。
そういう表現にはすごく感動させられるではないですか。
しかし、そういうのを飛び越えた偏執狂的な表現というのも、あるではないですか。
感動というよりは取り憑かれたような空恐ろしくなる表現。
覚悟を決めるとか以前に、はなから、その苦しみも含めて骨の髄まで喜びのうちに作品に身を捧げてしまうような作家。
おかざき真里はそういう偏執狂的な凄みがある作家の一人だと思う。
もの凄くこだわって緻密な絵を描かれるのはそうなんだけど、実はもっと精緻な絵を描かれる方だって他にいるとは思うのです。
でも、彼女のマンガの情念のこもったような点描なりカケアミなりは、ちょっと絡めとられるような粘着さと迫力を持っていて、美麗だとか説得力があるだとかでない、怨念じみた迫力があります。
なんの苦労とも思わないで、好きで好きで好きでやってるんだろうな、という強さと恐さがある。
平安の混沌に強烈に現れた最澄と空海という2人の大僧を描き始めたこのマンガは、
おかざき真里のそういう個性が最大限に力を発揮していて、非常にワクワクします。
そしてじわじわ読者にも粘着してきて、絡めとられそうになる、危うい魅力をふりまくのです。
彼女のこういう骨太な作品、すごくいいと思いました。
彼女にあったすごくいい題材をつかんだのだなあ、と感心しました。
喜ばしいことではないか。
“追うべきもの”が、この世に存在しているのだ。
それを追わずして、なんの人生か。
このまま空恐ろしくなる濃度で描き続けてほしいと思います。
面白い!
しかし、おかざき真里、子ども3人育てつつこれ描いてるって、本当に鬼神ではなかろうか。
ちょっと凄みあります。
12:22 am
あけましておめでとうございます。
今年もよろしこ。
元日はゆるゆると近所のひなびた風情の神社に初詣へ行き、そのままそれほどでもない街の初売りを眺めてきました。
ゆるー。
最近は口も達者になってきたせいですが、獅子舞に想像以上にびびっていてかわいかったです。
ジジババと我々から300円のお年玉をゲットしたせいは、全額妖怪メダルのガチャガチャにつぎこんでいました。
自分のお金を自分の責任で何に使うか決断して使用した初めての日です。偉大なる一歩でしょう。
メダル、1個もかぶんなくてよかったね。
最近は芋焼酎のソーダ割りというのを教えてもらって飲んでおります。
意外とおいしい。
正月ですしだらだら飲んでおりました。
ゆるー。
あと紅白は向井秀徳がいきなり出てきたのが驚きました。
紅白で冷凍都市の暮らし〜♪流れる日がくるとは思わなんだ。
しかし画質がよくなって人の顔が鮮明だと、いろいろあらわになってしみじみします。
わたしが愛着あるアーティストはまあ、みんなおじさんおばさん、なんならおじいちゃんおばあちゃんの雰囲気を出しはじめていて、こうして死んでいくんだ、わたし、と思いましたよ。
それと綾瀬はるかはかわいいです。
せいの暮らす未来のこの国に明るさが全く見いだせない2016年ですが、なんとかかんとか育てていきたいものです。
本当に、今年もよろしこ。
ゆるゆるー。