近藤ようこ
とても重くて痛いマンガを描かれるマンガ家さんです。
世の中には、抱えきれない悲しみも、そして憎しみも厳然と存在するんでしょう。
きっと嫌いな人は嫌いでしょうね。この人のマンガは。つらくて、心の黒いところがぐじゅぐじゅするので。
でも、この生粋のエンタメ至上主義者のニジがひっかかってるということは、ただ痛いだけでない何かがあるんだと思っているわけです。
微かに、ほんの微かに流れている希望の匂いに本当に救われた気になるからでしょうか。
なんとなく、もう少し生きないと彼女のマンガはわからないんだろうなあ、という気はしてるんですが。
うまく言えないけれど、好きなマンガ家さんです。
ちなみに時代物はほとんど未読です…。