ピンポン
映画の方です。
ちょっとライトタッチな作りと、クリエーター陣とキャスティングのお洒落さに目がいきがちですが、意外と王道な“男のドラマ”。
とてもいい映画化ではないかと思います。
実はよくできているのでは、と。
ぐっとくるところ多数。
興奮するところ多数。
映画って、意外と「今、お話というより音楽で泣いてるよな…。」って時ありますけど、それでもやっぱり、
「ピンピン動くぜ!」で『Free Your Soul』が流れるところは叫びます。
最高に興奮する。
チャイナの挫折がいい。
アクマの挫折がいい。
「凡人にしか見えない風景ってのがあんだよ!」
あながち日本版トレインスポッティングというのははずれてなくて、後にこの時代のカルチャーを振り返る、といった時に名前のあげられることになる日本映画かもしれない、と思ったりします。