筋肉少女帯 - for the rest of my life

全ての持て余す自意識のicon、大槻ケンヂが率いた名ロックバンド（だと思います）。

現在も一応、内田雄一郎と本城聡章の２人でKING-SHOW名義で存続しているようですが、

うう～ん…、やっぱりTOY'S在籍時まででしょうか。（『レティクル座妄想』はなんとか好き…。）

とにかくあのヘロいヴォーカルをあれだけのバックが支える姿が屈折した格好良さをだしてました。

三柴理（江戸蔵）期、橘高・本城 Wギター期、両方ともよかった。

大槻ケンヂのオリジナリティがあんのかないのかよくわかんない歌詞世界も、やっぱり、それでも、とても良かったと思います。

こんなことはわたしが言えるようなことではないのだけれど、どこまでいっても“もがく凡人”であり続けた姿が、発信すらできずに自意識だけを膨らませ、持て余し続けた全てのわたし達をうったのでしょう。

とりあえず発信だけはインターネットでお手軽にできるようなった現在でも、実は大して状況は変わってない、とは思うのですが。

その意味で、不思議ちゃんやラバーソウル系の熱狂的ファンが多いというのはなんか納得できます。カッコいいしね。

TOY'S在籍時のアルバムはみなとてもいいので是非どうぞ。

好きな１曲ってのはなかなか選べないけど、「釈迦」「マタンゴ」「踊るダメ人間」「サボテンとバントライン」「少年、グリグリメガネを拾う」「パブロフの犬」…ああ、やっぱり選べない！

今日もニジはグリグリメガネが落ちてやしないかと街を歩くのです。

ちなみに空手バカボンも特撮もいいでよ。

この世を燃やしたって

一番ダメな自分は残るぜ！３、２、１、０！

ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間！

ダメ！人間、人間

おーダメ人間として

生きるおろかさを

あまねく全ての人に伝えたい

そしてダメ人間の王国をつくろう

王様は僕だ　家来は君だ

ダメー！

それでも生きていかざるをえない！

／踊るダメ人間

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