めだか
暦通りの3-3-2の飛び石連休。
無趣味な独り者はレンタルで連ドラを全巻借りてガーッと観るくらいしかやることがありません。
(はい。そこのあなた!冷笑禁止!)
で、気になってたけど本放送をチェックするまではいっていなかったこれをガガーッと観ました。
もういいでしょ?許して。
ニジはこーいうの大好きなんだよお!
今のドラマって、“(実際のマンガ以上にマンガ的な)マンガを(旬のタレントの顔見せをしつつ)実写でやっている”に過ぎない感じはどうしたってあるんですが、わたしマンガ嫌いじゃないし。(笑)
偉そうですけど、そんなこと言えた何かを持ってるわけじゃないんですけど、水準の脚本があって、水準のキャストがいれば、きっとそこそこのものはできてしまい、それがタレントのプロモーションの意味合いやなんかでガンガン放送されている状況で、
それが人の心にちゃんと届くドラマになり得るかどうかにはやはりプラスアルファが必要だと思います。
ちょっとの“本当”を感じられるかどうか。
くさかろうが、甘かろうが、あり得なかろうが、安っぽかろうが、そこにみんなが感じる人間の“本当”が感じられるかどうか。
ニジはこのドラマ、好きです。
酒は飲んでましたけど、またぼんろぼんろ泣いてました。(安っぽい感情回路で申し訳ありません。)
でもね、人が自分が越えなければいけない何かを、その精一杯で越えた瞬間てのは、何より泣けるんです。ありきたりだろうが、毎回そんなお話なんです。
たとえそれがたった一言の「ありがとう」でも。
ちなみにキャストがとてもいいと思います。ピタッとはまってます。
演技的には「今どきマンガでもこんな大げさな表情する人間いねーよ」なミムラ(演出もあるかとは思いますが)も、その普通のお姉さん然としたオーラの無さがベストキャスティング。てか、キャスト全体、あまりオーラ感ないですが、とてもしっくりきてます。視聴率大丈夫だったのか?
スピッツの主題歌もやはり安心。
いや、けなしてませんよ。
ニジは大好きです。このドラマ。
これからいそいそとDVD-BOXを買いにいこうかと思っております。