宇多田ヒカル
本当にすごいと思うクリエーターです。
最初は若いのにスゴイなー、程度の認識でした。
歌がうまいこと、あの数のCDを売るということ、かわいい女の子ということ。
しかし、
『FINAL DISTANCE』以降はクリエーターとして、本当に凄いとしか言いようがない、と思うようになりました。
あれだけマスに支持される、というのはつまり、全てを持っている、という事ですが、
何って、詩がもの凄い。
わたしが本気で究極のラヴソングだと思えたのは『FINAL DISTANCE』だけです。どうしても聴く度に涙がでてしまいます。
やっぱり年齢ではないんですね。
経験に左右されない、どうしようもなく確実なものがこの世にはあるんですね。
ちなみに彼女のHPのメッセージは金言の宝庫です。わたしは彼女のずっと年上ですが、素直に“学ぶ”感覚をおぼえます。
“選ばれた人間”の重圧はわたしにはわからないけれど、あの自然体もすごいですよね。
I wanna be with you now
二人でdistance縮めて
今なら間に合うから
We can start over
ひとつにはなれない
I wanna be with you now
いつの日かdistanceも
抱きしめられるようになれるよ
We can start sooner
やっぱり I wanna be with you
I wanna be with you now
二人でdistance見つめて
今なら間に合うから
We can start over
言葉で伝えたい
I wanna be with you now
そのうちにdistanceも
抱きしめられるようになれるよ
We should stay together
やっぱり I need to be with you
/FINAL DISTANCE
もっと話そうよ
目前の明日の事も
テレビ消して
私の事だけを見ていてよ
/光
圧倒的な諦観と、圧倒的な愛。
諦めにも似た前向きさでボクらは進む。(日本橋ヨヲコ引用)