背広の男が日本のいろいろな街で仕事の合間にいろいろなものを1人で食べる。
それだけなんだけど。
非常に面白いです。
朝からやってる飲み屋で夢の中かと思ってしまう様や、
大阪人に囲まれたおとなしめ関東人が所在ない様や、
川崎に焼き肉が似合うだとか、
実に面白い。
“みんなの”モノローグが満載。
本当に高度なことやってるなあ、と思います。
でも作品が高度であることには別に大した意味はなくて、それが面白いことが最高です。
井之頭五郎がお酒を飲めないという設定は大変にうまいと思います。
マンガっていいですね。
新装版に収録の久住昌之×谷口ジロー×川上弘美の対談も面白かったです。