for the rest of my life

ex.ニジの空間(関心空間)

DEPTH OF LAYERS

UPPERから遅れること10ヶ月、遂にDOWNER発売。

3月に鶴田謙二のジャケット(!)に驚いて試聴したことで出会ったTHE JETZEJOHNSON

どっぱまってファンになって、待って待って待った『DEPTH OF LAYERS DOWNER』は、良質のサントラのような感じ。

また少し彼らへのイメージが変わりました。

“歌”を大切にした〈UPPER〉、

“音”を主役にした〈DOWNER〉、

THE JETZEJOHNSONの3rdアルバム、『DEPTH OF LAYERS』の全貌が遂に明らかになり、

いよいよこのバンドは要チェックです。

ニジ、はっきり言って大ファンです。

露出嫌い、反メジャー主義のリーダー藤戸じゅにあが少し軟化してくれたおかげで、わたしも彼らを知ることができたくちなので少し矛盾しますが、

もう、絶対にこのペースで、納得いくものだけを発表し続けて欲しいです。

打ちこみ主体のデジ・ロックバンド、といった感じなので、テクノやエレクトロニカのファンの方や、逆にロックやポップスのリスナーの方の両方から中途半端な印象をもたれてしまう音かとは思うのですが、

ニジにとっては、そのポピュラリティとマニアックさの境界で唯一無二の音楽を奏でているバンドです。

このアルバムも、細かく細かくこだわって音を重ねていって、総体としてもの凄くポップでキャッチーな曲を作り上げています。

うーん、ニジ好み。

大好き。

DOWNER収録のバラード曲「Ridham M」はかえすがえすも名曲。

I guess,on yesterday

I guess,on yesterday

(なんとなく判ったんだ 昨日)

We've got sunset and dark

(僕らは夕暮れと闇を手に入れた)

We reap these hard lines

(僕らは困難を受け入れる)

We leave our vapor trail

(僕らの飛行機雲を 置去りにする)

Shading our vapor trail

(僕らの飛行機雲が 陰になっていく)

shadow.. shadow.. shadow..

(陰が… 陰が…)

/Ridham M

なんかコメントがみんなメディアの受け売りみたいになってしまいました。残念ですが、まあ、本当に感じていることなので仕方ないです。

* * *

2005,2,13

アーティスト自身のHPで(興奮気味に)報告されてますが、カナダの電子音楽系では有名らしいCIUTというラジオ局(わたしは知りませんでしたが)のエレクトロニカ・チャートで2位に『DOWNER』が入っています。

ケミカルおさえてます。

スゴくありません?

の画像