狙われた街
1967年にわたしは生まれていないので、それはリアルタイムで見たものではないということです。
特撮物をよく観るような家でもなかったので、多分テレビの特番か、再放送のチラ見、もしくは印刷物で見たものだったのかもしれません。
とにかく、わたしの頭から離れない強烈な光景があって、それはヌラヌラと両生類的な皮膚感を持つ極彩色の宇宙人とウルトラセブンが赤すぎるくらい赤い夕焼けの中で対峙しているシーンでした。
その不安感と圧迫感は、未だ圧倒的記憶でした。
本日ついにDVDにて鑑賞。
これ、
素晴らしい!!
それがあまりに有名な実相寺昭雄監督作、ウルトラセブン第8話「狙われた街」であることはとうに知ってはいたのですが、初めてちゃんと観て、かなり感動しました。
これは凄い。
これは凄い。
一見をお勧めします。
大人子ども老若男女関係なく鑑賞に堪えうる一編では?
ちゃぶ台会談もいいんですけど、メディカルセンターでウルトラ警備隊が一列に並んでるシーンは、ちょっとあり得ない素晴らしさかと。