またも人情もの。
ニジ、そういうモードなのか?
朴訥真面目な刑事と飄々とした職人気質の泥棒の、捕まえ、逃げる、という形の信頼関係。
ついにはお互いの人生に到達してしまうような、深い深い人間関係。
いいなあ。いいよねえ。こういうフィクションは。
(と、思ったらモデルになる実際のお2人がいらっしゃるようですね。面白いなあ。)
男はね、顔だよ。
と、思わずにはいられない、柄本明と役所広司が最高です。
(この2人、『うなぎ』もよかったですね。)
男は顔だ。
で、女は、夏川結衣だ。(笑) さいこう。
一昔前の邦画を観ているかのようなレトロな雰囲気な画面と、ショーロ・クラブによるBGMが、またやさしい。
いい映画でした。
男は顔だなあ…。(笑)