RADWIMPS
わたし達はやはりどこかで過剰なものを期待していると思う。
だって自分が安全である限りは狂気すら消費の対象にしてしまうのだろ?
ここまであからさまに死と生と愛にのめり込むこのバンドは(野田洋次郎というフロントマンは)、狂気すれすれで、面白い。
だって、この人、このノリで音楽やってなかったら、どうなっちゃうんだろ、とちょっと思います。
ほとんど気持ち悪いくらいの愛。
つきまとって離れない死の影。
最近大人気のRADWIMPS。
演奏もうまいと思うし、曲もキャッチー。そのわかりやすい狂気。
日本語~英語へ縦横無尽に飛び回るヴォーカルもトリッキー。
とても面白いバンドだと思います。
だって、自分の彼女を
“だって君は世界初の肉眼で確認できる愛 地上で唯一出会える神様” /「有心論」
と言い切る神経は、ちょっと凄い。
しかも本気っぽいところがさらに凄い。狂気じみてる。
ここ最近のバンドでは突き抜けた過剰さです。注目してます。