最強伝説黒沢
仕事で電車もなくなってタクシー相乗りして帰ってきて疲れ果てた頭でなぜか急に気づいてしまった。
『最強伝説黒沢』って、11巻で終わってたの?!
ウィキペディアにも完結って書いてある…。
ぐう。そうか。そうだったのか。…ではKWにせねばなるまい。
このマンガは傑作だと思うから。
この世の、あなたの、わたしの、身もふたもない“本当のこと”を、これ以上ない精度で突きつける一作。
その精度。
死神みたいだ。
でも、そこにユーモアがある。
言葉は陳腐だけど、愛がある。
そこが殊更に素晴らしく、また物悲しい。
笑うことと泣くことは、本当に表裏だ。
くだらないことと本当に大切なこともまた近くにいる。
そういう一作。
特に男性諸君。泣け。
少なくともわたしは所々号泣しました。(笑)
福本伸行の絵が嫌い、という方もきっと多いとは思うのだけど、一瞬でも気が向いたら是非に。ちょっと読まないのはもったいない。
気がつけぇ~っ………! 救われねぇのは……… このばあちゃんじゃねぇ…!
オレ達なんだよっ……!
今…… 今立たなきゃ… オレ達が救われねぇんだっ…!
しかし、酒も飲まずに深夜2時、わたしは何を突然熱くなってるんでしょうか?(笑)
そういうマンガ!