夜のピクニック
青春ものが好きです。
悪いか。悪いかよ。
青春てば、
経験不足で、無責任で、すぐに過ぎていくもので、
柔らかくて、固くて、落ち着きなくて、不安定で、
だからミラクルがおこるのだよ。
てか、ミラクルになっちゃうんだよ。
そんな青春感満載映画です。
丸一日かけて80キロを歩くという学校行事に参加する、ある乗り越えたい課題を抱く少女と、その周りのいろいろな高校生たちの姿を描きます。
原作の小説は第2回本屋大賞受賞作です。
わたしは声高なものがどこか苦手で、
物語以外の何かを目指してしまっているものも信用できなくて。
それでいて青春好きな方ならきっと好きなのではないでしょうか、この映画。
自分は。
はたしてそんな青春時代に戻りたいのか、
それともそんな青春が足りなかったのか、
はたまた青春に後悔を抱き続けているのか、
ふと考えてみたりもして。
主演の多部未華子ちゃん、かわいいです。