for the rest of my life

ex.ニジの空間(関心空間)

10:57 am

・数ヶ月に1回のペースで『愛がなくても喰ってゆけます。』に載っているお店に食べにいくのがうちの恒例行事なわけだが、昨日は池袋の飲茶=中国茶館2号店(『愛がなくても〜』第3話)に行った。みんなおいしかったがデザートのウーロンゼリーが特においしくて、夫婦して2杯ずつ食べた。マンガに載ってる量の1.8倍くらい食べておなかパンパンになり、這々の体で帰る。

しかし何が特筆かと言うと、マンガにでてくる、目にもとまらぬ速さでお茶をいれてくれていたおばちゃんの実物が心からそっくりで一瞬でわかったことか。ちゃっちゃかちゃっちゃか、せわしないけど楽しい給仕をしてくれていいおばちゃんだったよ。

・わたしが愛読してやまないブログ、『ひらつか日記』であるが、今週のエントリーの「アイ・ラブ・生活」が非常に面白かったことよ。

アラフォー世代から見ると今の若者は社会との直接の接点である仕事にあまり楽しさを求めずに、自分の好きにコントロール可能な“日々の生活の小さな喜び”みたいなものを大切にする感じが、なんか、こう、歯がゆい。そしてそんな層を一言で表す言葉としての「アイ・ラブ・生活」が非常に秀逸だぁ、といった内容。

平塚さんも言ってるんだけど、自分もどちらかというと「アイ・ラブ・生活」に近い路線で生きてる気がするけど、確かにそんなわたしから見ても、さらに年下層はさらにそんな傾向があるなあ、と思わないでもない。そして自分もそうなのに、なぜか少し歯がゆく思えたりもする。(笑)

各人生き方の哲学はどんなでもいいんだけど、ちと興味の範囲があまりに自分周辺の狭い範囲に収まりすぎてやしないかい?といった感覚か。

少なくとも、やる前にわかった気になって、もしくはやったって意味がないとやる前から結論づけて、与えられたチャンスや立ち現れた課題を最初から頑張らないのは、違うよねぇ…。それでは哲学になってない。

「アイ・ラブ・生活」はいいけれど、そこから怠慢や無気力や臆病の気配が感じられる人にはなりたくないなあ、と思います。

でも、このコピーは本当によくできてるなあ。

関心空間も「アイ・ラブ・生活」の匂いがする人多いよね。(笑)

かっこいい「アイ・ラブ・生活」の人を目指したいものです。

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