ファイアボール
ディズニーのおとぎ話はバカにできないが、それでもやはり、特筆すべきディズニー作品。
ディズニーの日本人スタッフによる日本国内制作のフルCGアニメ。
貴族化した支配階級のロボットと人類が戦っている世界で繰り広げられる、フリューゲル家の当主ドロッセルと執事ゲデヒトニスによる会話劇。
収録時間本編23分で6870円という(異常な)割高感を凌駕しての大満足。
素晴らしいと思います。
CGが強烈に素敵。
音楽・音響が非常にイカす。
ギャグが大変に面白い。
ありゃ。最高じゃなくって?
そして、人間を支配し、人間と戦い、そしてどこか人間に憧れるロボット達の人間からすると少しおかしいやりとりによってあらわになる、どれだけ自分達(人間)が知ったかぶりをし、目をくもらせ、くだらない複雑さを生きているのかという静かな問いかけ。
なんてことを思わなくもない深さっぽさ。(もってまわるわね。/笑)
世界を生きるわたし達に最後に残るのは、素直に生きることと誰かとのユーモアなのかもしれないね。
重機のようなゲデヒトニスが素敵。
そしてドロッセルお嬢様の気高さが素晴らしい。
本当の気高さはわたし達を清々しくし、勇気をくれるんだ。
また、はっきり言ってどんな萌え系ツインテール娘より萌えるのはドロッセル。(笑)
思わず世界の広がりを想像させる豊かな豊かな23分です。
YouTubeで全部観られるっぽいですよ。ディズニーも公認らしい。
ただ、こんなDVD買うと嫁にはあきれられますよ。(笑)