10:28 am
柏木ハルコの短編集はやはり面白かった。
やはりかなり重要な作家だと思う。
いかんせん実はあんまり読んでいないので、わかったようなことは書けませんが。
でも、やっぱりそう思う。
かわいい絵柄でコメディを描いても、すごくシビアなものになる。
一見軽いエロやギャグでも、見つめているのは人のやや薄暗く、ドロドロした地点な気がする。
わたし達が、見たくないけど見たい所を、ピンポイントでついてくる強さがあって、それは終始一貫している気がする。
様々な事を考えさせ、その意味で常に直球勝負を正々堂々な気がする。
わかってないなら書くなってな。(笑)
「梅沢かりん(32)の場合」は単純に大笑いしましたが。
「…高橋留美子ぐらい。」
「果てしないこと言いやがってぇ…」